こんにちは、かわちゃんです。
私、とても動物が好きで、Fusion360でも動物を作ったことがあります。
それがこちらの「キメラニマルフィギュア」という作品です。

作品の詳細はこちら
https://kawata432.wixsite.com/portfolio/chimeranimal-figures

なかなか動物のような有機的な形をCADで作ることは少ないと思うのですが、Fusion 360には“スカルプト”という独自の機能があり、このような動物の形も作ることが可能です!

が、しかし、「スカルプト上手くできない・・・・」「作っていたらぐちゃぐちゃになってしまう」「いまいち使い方分からない」という声もよく聞きます。

そこで今月はどのようにして動物のモデリングを進めているか、少しお見せしようと思います^^ 動物全身を紹介するのはなかなかに大変なので、「足」部分に注目して紹介します。

この記事では猫足のスカルプトの様子を公開します!

完成形はこんな感じ

スカルプトモードでは[Alt]+[1]でボックス表示、[Alt]+[3]でスムーズ表示に切り替えることができます。それぞれの表示方法で完成の猫足を見ると、こんな分割になっております。

スムーズ表示(左)とボックス表示(右)

円柱からスタート!

説明のために円柱からスタートします。(本来は胴体から引っ張り出した面から作ると思います。)周を10分割する円柱を作りました。指が4本なので、その倍の8分割以上は欲しいところですね。

そして[穴をふさぐ]を使って、上下の穴をふさぎました。これで、サーフェスからボディになります。

円柱から指を作る!

さきほどの円柱から猫足を作っていきます。まずは、下側の4つの面を選択し、[フォームを編集]で指となる部分を引っ張り出します。[フォームを編集]で、[Alt]を押しながら、[移動の矢印]をドラッグすると、分割数を増やしながらもにょっ!と引っ張り出すことができます

次に、このままでは指がひとかたまりになったままですので、指を一本ずつ表現するために[エッジの挿入]を行います。指と指の間を凹ませたいので、こんなふうにエッジを増やしました。

エッジを増やすとき、減らすときは、ボックス表示がおすすめです! スムーズ表示で[エッジを挿入]を使うと、ボックス表示にしたときに、思わぬところにエッジが入っていることがよくあります・・・!

すべての指のまたにエッジを増やすとこんな感じの分割になりました。

あとは形を整えていくだけ!

エッジが適切な数に分割できたら、[フォームを編集]でどんどん理想の形に近づけていきます。このとき、基本的にはボックス表示で面や頂点を動かし、スムーズ表示で形を確認しながら、変形させていきます。

指の頂点を盛り上げて、少しだけ指の間を凹ませた

ぐぐっと指の間を凹ませた。ボックス表示で操作しないと、すぐに面が交差してしまうので注意
ふっくらさせてみたり。



かかとの方も形を整える!

かかとの形も整えよう!と思ったら、エッジがねじれていてなんだか気持ちの悪いことになっていたので、一度削除して[穴をふさぐ]で塞ぎ直しました。

かかとの方もぐねぐねと形を整えました

猫足完成!!

あとは納得行くまで、微調整すれば完成~!!

今回は猫の足をスカルプトでどんなふうにモデリングしているかを、ちらっとお見せしました。おおまかなざーっくりした形から、ボディを引っ張り出したり、エッジを増やしたりして、細かい部分の形を整えていく、という方法でつくっています。参考になれば幸いです!

それではまた!

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かわちゃん
九州大学大学院所属。 Fusion 360の元学生アンバサダー。 レーザーカッターとか、3Dプリンターとか使って何かおもしろいことができないかなぁ~と考えながら、 そこら辺を漂っている。睡眠時間は長めだが、あまり育ってはいない。