「椅子」を作ってみた！ – デジタルDIYプロジェクトの挑戦記 –

皆さんこんにちは！宮本機器開発のあいです。

今回はデジタルDIYプロジェクトで「椅子」を作成してみました。
いつもと少し違うモデリングを行ってみましたので、是非ご覧ください！

今回使用した機器は以下の通りです。

使用したソフトウェア：Fusion 360（Autodesk社製3D CAD）
加工機：Form 3（Formlabs社製 3Dプリンタ）

作成の流れ

以前から「自動モデリング」コマンドを使用して何か作ってみたかったので、椅子を作成してみました。

「自動モデリング」コマンドは接続する面を指定していくつかのデザインの検討を行ってくれる機能です。
詳しくは以前ご紹介した記事に掲載していますので、こちらも是非ご覧ください！

Fusion 360の2022年11月28日の最新アップデート情報

今回は椅子の脚部分を「自動モデリング」コマンドで生成し、修正してみました。
まずは背もたれ、肘置き、座面、足置きや前脚と後脚となる部分をフォームで作成します。

「自動モデリング」コマンドを選択して接続したい面や、回避したいボディを選択します。

「形状を生成」を選択すると、デザインを複数作成してくれます。

作成したデザインはフォームで編集できるので、気になる部分を細かく修正できます。

今回は「自動モデリング」コマンドで生成した気に入ったデザインを基に、肘置きの部分や脚部分を修正しました。

「結合」コマンドでボディを統一し、3Dプリンターで出力してみました！

感想

今回は「自動モデリング」コマンドを使用して椅子を作成してみましたが、椅子の要素をしっかりと作り上げることが重要だと感じました。ボディをどのように配置するかによって形状が変わるため、新たなデザインの検討も可能です。皆さんもぜひこの機能を活用してみてください！

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