クリスマスツリーのモデリング方法

今年も早いものでもう12月ですね。12月は、クリスマスや大掃除、大晦日、冬休みなどのイベントが盛りだくさんで大変楽しみにしている月でもあります。
特に私が一番楽しみにしているのはクリスマスで、色々なお店や一部のお家ではカラフルなイルミネーションで彩られて、クリスマスソングと共にお店の内装もクリスマス仕様に変わるこの時期が楽しみとなっています。

ということで、会社のPRも兼ねて、12月24日迄はクリスマスにちなんだアイテムを、モデリングして投稿することにしました!!!

今回作成するのは…「クリスマスツリーの木」

Fusion 360のフォーム機能とレンダリング機能を使ってご紹介いたします♪

作成したクリスマスツリーの木

クリスマスツリーの木の作成

私はフォームモデリングが好きなので、クリスマスツリーの木はフォーム機能で作成しています。

フォーム機能でクリスマスツリーの木の作成

まずはスケッチで木のざっくりとした形を作成します。

この後に「回転」コマンドでボディを作成していきたいので、半分に切ったような形状を作りました。
※細かい形状の修正は後で行うことができるので、まずはおおまかな形を作っています。

次に「回転」コマンドで作成したスケッチを使って形状を作ります。

「回転」コマンド

今回の完成イメージとしては、玄関に飾るかわいらしい置物を想像しています。
この形状ですと葉の部分が尖っている印象を受けたので、形状を修正して整えていきます。

フォームではエッジが太くなって表示されている時は、鋭角エッジとなっていて折り目がついている状態です。
「折り目解除」コマンドで葉の部分に丸みをつけていきます。

「折り目解除」コマンド

全体的に丸みをつけることができました。
しかし、これではなんとなくソフトクリームっぽさが出てしまったので、「ベベルエッジ」コマンドでもう少しシャープになるように修正します。

ベベルエッジ コマンドとは
 エッジを両方向にオフセットすることにより、ボディの領域をシャープにしたり、滑らかな形状にすることができるコマンドです。

これで木の形状はできました。後は気になる部分を「フォームを編集」コマンドで修正していきます。
修正が終わったら「フォームを終了」を選択して、ソリッドボディに変換します。

ソリッドボディに変換

外観の設定

木の形状は完成したので、今度はレンダリング作業スペースに変更し、外観の設定を行っていきます。
今回外観に使用したマテリアルは、「パウダーコード(緑)」と「マホガニー材-半光沢」の2つです。

外観マテリアルの適用後

外観が変わると一気にクリスマスツリーの木っぽくなってきました。

これでレンダリングを行ってもいいのですが、少し外観の設定を変えて葉の部分に質感を出していきます。
適用したマテリアルを右クリックして編集を選択⇒詳細⇒レリーフパターン(パンプ)を選択しテクスチャエディタの編集を行います。
尺度の項目にある「深さ」の値を調整します。今回は「0.5mm」と入力しています。

いかがでしょうか?表面に凹凸が出てきて、より手触りを感じることができるようになってきたかと思います。
調整前と後でレンダリングをそれぞれ行い、比較してみました。

このように外観のマテリアルの設定を行うことで、モデルのビジュアルの質を、グッと高めることができます。

おまけ

実際にレンダリングを行った際、クリスマスツリーの木単体ですと少し物足りなさを感じたので、フォーム機能でプランターを作ってみました。

クリスマスツリーの雰囲気がだんだん出てきたのではないでしょうか♪

まとめ

この記事ではクリスマスツリーの木のモデリングを行いましたが、いかがだったでしょうか?
次回はクリスマスツリーに飾るオーナメントのモデリングをご紹介いたします。
お楽しみに!

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今回の記事が皆様のお役に立てることを願っています!

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