クリスマスツリーをFusion 360で作成したみた　その②

皆さんこんにちは。宮本機器開発のあいです。

もうクリスマス！！ ただいまFusion 360のフォーム機能を使ってクリスマスツリーのモデリング企画を行っております！

前回はクリスマスツリーの木の作り方をご紹介しました。
クリスマスツリーをFusion 360で作成してみた
今回はオーナメントを作成して、実際にクリスマスツリーとして飾り付けを行ってみました♪皆さんもぜひ試してみてくださいね！

オーナメントのモデリング

ツリーに飾るオーナメントを3つ作成しました！
今回はその中の「ジンジャーブレッドクッキー」のモデリングについてご紹介します！

ジンジャーブレッドクッキーの作成

通常の人型以外にも女の子の型や、キャラクターのような別の形で飾られることが多い、ジンジャーブレッドクッキーを作っていきます♪

今回はフォーム、サーフェス、ソリッドを使って作成しています。

実際に作ってみましょう！

まず始めにスケッチで大まかに形を作っていきます。
※「円」コマンドや「中心合わせスロット」コマンドで作成しています。

「トリム」コマンドを使って要らない部分は切り取っています。

「押し出し」コマンドで曲線部分、直線部分に分けて押し出しで作成していきます。
※全体を選択して押し出しを行うと、調整が難しいです。

次に、「修正」⇒「頂点を溶接」コマンドでそれぞれ押し出した面の頂点(〇で囲った頂点)を範囲選択で選択し結合していきます。

「対称」⇒「ミラー内部」コマンドで左右対称に編集できるようにします。対象の関係となる面を２つ選択すると、対称軸となるエッジが緑色で表示されます。

なんだか手と頭が一体感が出てしまっているので、ここで頭の首にあたる部分に「修正」⇒「折り目」コマンドを使用して、鋭角エッジに変換します。

次に、「修正」⇒「フォームを編集」コマンドでAltキーを押しながら押し出していきます。

そして下半身と上半身に分けて、マニピュレータのスケール(〇で囲ったコーナーの部分)でAltキーを押しながらそれぞれ押し出していきます。

そして真ん中部分の面の頂点を「修正」⇒「頂点を溶接」コマンドで2つの頂点を結合します。

次に、「修正」⇒「ブリッジ」コマンドで上半身と下半身の間に新しい面を作成します。
左右対称となっているエッジを見ながら、面の数を調整していきます。
※この状態で「穴の塗り潰し」コマンドを使用すると、エッジが交差してしまうため。

「修正」⇒「穴の塗り潰し」コマンドで上半身と下半身の穴となっている部分に面を作成していきます。

あとは「フォームを編集」コマンドなどで気になる部分を修正していきます！

「フォームを終了」でサーフェスモデルに変換します。

サーフェスモデル⇒ソリッドモデルに変換

ここからはサーフェスモデルに変換したクッキーを、ソリッドモデルに変換させていきます。
「サーフェス」⇒「作成」⇒「パッチ」コマンドでエッジを選択し、底面を作成します。

次に、「作成」⇒「境界塗り潰し」コマンドでサーフェスモデルをソリッドモデルに変換させます。
サーフェス面を2つ選択し、セルを選択することでソリッドモデルに変換することができます。

最後に顔やボタンをソリッドで作成して、ジンジャーブレッドクッキーの完成です！

クリスマスツリーを完成させましょう！

前回ツリーの木のモデルに飾り付けを行ってクリスマスツリーにしていきます！
データパネルから作成したモデルをドラッグして、ファイルを読み込みます。

角度や「修正」⇒「尺度」コマンドを使用して大きさを変えて調整していきます。
※「尺度」コマンドを使用する際はブラウザからコンポーネントを右クリックし、「リンクの解除」を選択することによって使用できます。

まとめ

実際に他のオーナメントを読み込んで飾り付け、レンダリングしたものがこちら

皆さんも最新の クラウドベース 3D CAD/CAM/CAE/PCB ソフトウェア「Fusion 360」で3Dモデリングを学んで、自分の作成したいものを作ってみませんか？

宮本機器開発では「Fusion 360」の販売、各種操作や機能に関する講習・サポートを行っております。

作成したいものに合わせたカスタマイズセミナーも実施しておりますので、ぜひお気軽に下記お問い合わせ・ご相談ページよりご連絡いただければと思います。
お問い合わせ先：https://miyamotokiki.com/contact

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今回の記事が皆様のお役に立てることを願っています！