こんにちは、かわちゃんです。
去年の11月の話になりますが、Autodesk University (AU2018)というオートデスク社主催の最大のカンファレンスに行ってまいりました。
※AU2018の全体レポートはこちらに記事になっております。

そのAU2018内で開かれたデザインコンペDesign Slamに参加させてもらい、なんと優勝を果たしました!!

・・・・という内容の動画がようやく公開になりました。Design Slamとは一体なんだったのか?今までにFusion 360でどのようなものを作っているの??といったインタビュー動画になっております。恥ずかしいのですが、再生数が少ないのも寂しいので見てください。

Design Slamとは?

Design Slamはデザイン、技術、プレゼンに挑戦するコンペです。私の参加したDesign Slamでは、2人1チームで3チームがデザインを競いました。

20分間の時間の中で、モデリング、アセンブリ、レンダリングを観客に見せながら行います。 お題は事前に知らされていて、一ヶ月ほど2人で準備しました。 20分間のモデリング後、1分間のプレゼンをして、観客の拍手や雄叫び(笑)の大きさでジャッジがなされるというものです。

参加の経緯

私は元々Fusion360の学生アンバサダーをしており、オートデスクの方とつながりがありました。ある日お世話になっている渡辺さんから電話がかかってきて、「11月、外せない予定ありますかー?」と聞かれました。その時はまた東京でイベントがあるんだな~と思っていました。

数日後、渡辺さんから再び電話があり、「11月○日~☓日です。どうですか?場所はラスベガスです」と・・・。「はーい、行きま・・・え?」え?!ラスベガス?!あ、きっとそういうお店の名前だよね、と思ってたら、本物のラスベガスでした。びっくり。

そんなわけでいつものイベントに行くノリで参加の返事をしてしまったのですが、ラスベガスってどういうこと?!と思っていました。

Design Slam本番までの苦労

私の参加したFusion 360のDesign Slamは2人1チームなので、もちろんチームメイトと参加しました。そのチームメイトが、ジャマイカの学生のメリッサさん。

彼女との打ち合わせはビデオ通話を使ってすすめました。が、便利な世の中になったとはいえ、13時間の時差があるため、一体何時に打ち合わせしたらいいの?!という大変さ。
そして、時差の壁に加えて立ちはだかる言語の壁。なかなか微妙なニュアンスを母語でない言語で表現するのは難しいです。

「あんまり英語を聞くのが上手じゃないから、ゆっくり話してね」とお願いしたら、「私も母語じゃないから、ゆっくりで!」とのお返事。ジャマイカって英語じゃないんだ~って知りました。

そんなわけで、Fusion 360の画面を共有したり、スケッチの写真を送ったりして、コミュニケーションをとり、話し合いをすすめました。画像は話し合い2回目くらいの図です(笑

そしてついに本番!

チームメイトのメリッサと初めてラスベガスで対面し、前日の夜はホテルの部屋で20分間のモデリングの練習と、プレゼンの練習をしました。「私が『YABAI YABAI』って言ってるときは焦っている」ということも伝えておきました(笑。

そして、迎えた当日のその時間。会場は豪華で観客も多くてびっくり。画像は始まる前の観客がいない状態です。

本番の例の20分間は、準備してきたロボットを一生懸命作りました。珍しく真面目な顔してますね。

本番で披露したロボットがこちら。“KEMARI”と名付けました。チームメイトの1人として一緒にフィールドを駆け回ってサポートしてくれるという設定です。アセンブリの機能も使い、プレゼンのときにはこういう風に動きますという動きを見せました。

そして、なんと優勝!! モデリング開始からジャッジまではあっという間に過ぎました。

これが11月AU2018 Design Slamでの出来事でした。Fusion 360のコミュニティは本当に幅広いです!みなさんもモデリングを楽しんでいきましょう♪

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九州大学大学院所属。 Fusion 360の元学生アンバサダー。 レーザーカッターとか、3Dプリンターとか使って何かおもしろいことができないかなぁ~と考えながら、 そこら辺を漂っている。睡眠時間は長めだが、あまり育ってはいない。