こんにちは、bonchaan です!

今回は、Fusion 360で基板設計する中で、私も驚いた機能の一つ「3D PCBにプッシュ」を試してみようと思います。
ご存じの方はお分かりかと思いますが、「一瞬」です。

しかも、「これが Fusion 360 だ」と言わんばかりの機能です。私が基板設計をするとき、この3Dデータを見たいがためにやっているふしがあります。

それでは、やり方を見ていきましょう。

ボード図から3Dへ

今回は、この記事のボード図を用います。→Fusion 360 で基板データ作成

今回の操作も超簡単です。前回作成したボード図の画面から「3D PCB にプッシュ」コマンドを選択するだけです。

「3D PCB にプッシュ」も左上

「3D PCB にプッシュ」を選択後、自動的に3Dデータが出力されます。
今回は、次のようなデータが出力されました。

出力されたデータ

もちろん、3Dモデリングを行うときのように、拡大/縮小、視点を変更することができます。

出力された3Dデータを拡大し、表面を正面にした

3D PCBを使用することで、ボード図上では気づきにくい部品の高さや間隔を、視覚的に捉えることが非常に簡単にできるようになります。また、3Dで設計した筐体内にプリント基板をアセンブリ(組み立て)すると、干渉の確認や組み立てやすさ、コネクタ位置、配線の取り回しの検討といったことにも役立てることができます。

基板設計をやっているときに、ときどきやってしまうミス「部品が干渉してしまう」や、「狭くて設置しづらい」、逆に「広すぎて無駄が多い」ということが激減するので、覚えておくと非常にお得です。

みなさんも是非試してみてください!

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