みなさん初めまして,がさきぬです.電気系の高専生です.今回はFusion 360の基板作成機能を使って,ボタン電池でLチカ基板を作ってみました.
Lチカ基板完成までの一連の流れ
Lチカ基板は下のような流れで作っています.
① 回路図(Schematic)を描く
↓
② ボード図(PCB document)のレイアウト
↓
③ View 3D PCB で感動
① 回路図(Schematic)を描く
Fusion 360の「New Electronics Design」で新規ファイルを作成し,回路図を書きます.
こんな感じに適当に作りました.タクトスイッチの配置が少し気になりますが,スルーで゙お願いします.タクトスイッチとコイン電池ケースのライブラリも作りました.めんどかった(笑),次からは使いまわします.
②ボード図(PCB document)
続いて各素子を配置していきます.今回はごく単純な回路なのでクロスすることもなくストレスフリーでした.ではそのレイアウトをご覧ください~
表面(TOP)で主に配線して,裏面(BOTTOM)は全部GNDでベタ配線しました.初めてベタ配線したんでちょっと感動でした.これで電源ラインの電圧降下減らせますね(抵抗値は断面積に反比例するから).
③ View 3D PCB
ここまできたらあとは左上のView 3D PCBを押すだけ!すると…
これ凄くないすか.今までEagleで2次元的なイメージだったものが3次元的なイメージで見れちゃうんです!さすがFusion 360.
タクトスイッチとボタン電池ケースのライブラリを作るときに3D package は作り忘れてました.怠慢ですね,すみません.
基板発注
ELECROWで基板発注してみました.そして届いたのがこちらになります.
基板の色は僕のお気に入りの黄色にしてみました.
見事にボード図と一緒ですね.基板製造装置万歳.
で実装すると
「いいっすね~」と思うのは僕だけかもしれませんが(笑)
おぉー,埃が輝いて見える
まとめ
今回はLチカ基板を作ってみました.Fusion 360を使った詳細な基板作成の方法(Schematic,PCB document)は,追々自分なりに紹介できたらなと思います.
それでは~
がさきぬ
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