こんにちは、なかひろです。
前回の記事「7セグ回路を作ってみた(Part1 設計)」の続きで、今回は実装から動作確認までを行います。
プリント基板の発注については、後日がさきぬさんより発注手順の詳細記事があると思います。
なお、今回発注したプリント基板は、PCBGOGOさんに発注しており、発注から約2週間で手元に届きました。
発注後に基板の製作状況がオンライン上で追跡可能で、安心できるサービスでした。
とても綺麗な基板でした。
今回基板にした回路は、Seeeduino XIAOで7セグをダイナミック点灯制御させるものです。
部品を実装
基板が手に入ったので、早速はんだ付けをしました。
はんだ付けの方法は以下のページに詳しく書かれているので、読んでみてください。
参照:村田製作所 技術記事(電子工作のコツ/はんだ付け)
抵抗など背の低い部品から付けていくことをおすすめします。
オーバーヒートやイモはんだにならないように意識しましたが、慣れていないので汚いです。
試しにテスタをあててみて問題なければ、部品の実装は完了です。
3D Viewと同じ状態まで出来たので、見比べてみましょう!
手前味噌で申し訳ないですが、結構完成度は高いかなと感じました。
実物と比べて大差が無いという感動を味わうのに3Dパッケージは作り込むべきです!
(本来は寸法や配置、雰囲気を確認するためにちゃんと作り込むべきだと思います。)
環境構築
Seeeduino XIAOはArduino互換ボードになるため、プログラムは「Arduino IDE」から書き込むことができます。
IDEの環境構築をしていきます。
IDEを起動して「ファイル」→「環境設定」を選択します。
追加のボードマネージャのURLに「https://files.seeedstudio.com/arduino/package_seeeduino_boards_index.json」を入力します。
「ツール」→「ボード」→「ボードマネージャ」を選択します。
上部の検索欄に「Seeeduino XIAO」を入力後「Seeed SAMD Boards」がヒットすると思うので、最新バージョンをインストールしてください。
インストール後、「ツール」→「ボード」の中に「Seeed SAMD (32-bits ARM Cortex-M0+ and Cortex-M4) Boards」が追加されます。
新たに追加された中から「Seeeduino XAIO」を選択し、COMを設定すれば書き込める状態になります。
ここで解説したことは公式ページを参考に書きました。
英語ですが画像も多く、分かりやすいと思います。
参照:Seeed Wiki(Seeeduino-XIAO/getting-started)
動作確認
プログラムを実際に動かせる状態まで来たので、書き込んで挙動を確認してみます。
試しにカウントアップのプログラムを書いたので動かしてみました。
タクトスイッチは、ドットを点灯させるために実装しました。
カウントアップをしつつ、スイッチが押されたらドットを制御しなければなりません。
そこで初めて割り込み処理をプログラムに入れました。
現状、1回のスイッチングで複数回反応してしまう不具合が起きてしまいます。
スイッチを押す瞬間に電圧が揺れてしまうのノイズが原因だと推測しています。しかし、修正方法やそもそも推測が正しいのか、分からないことが多い状態です。
動作確認で用いたプログラムの詳細については次回解説をします。
(とりあえず動いているだけで綺麗なプログラムではないですが…)
なかひろ
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